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     『カルドセプト ―"力"の扉―』 


        「 そっとおやすみ 」


     そっとおやすみ いい夢を見て
     眼をつむるのがさみしかったら、ボクの手を握ってていいよ
     安心しておやすみ、ボクはずっとキミのそばにいるから
     怖いものなんて何もない 約束するよ、キミを守るって
     だからおやすみ 朝までゆっくりと

     でも、本当は逆なんだ
     キミを守るなんて言って、いつも守られてるのはボクのほう
     ずっと弱虫だったんだよ
     怖いものがたくさんあって 見ないフリばかりしてきた
     でも、キミがそばに来てくれて、笑いかけてくれた時に
     やっと気がついた 「勇気」という言葉の意味
     それは ボクの中にある弱さを 乗り越えることだったんだね

     強くなりたいよ
     キミがボクの心を守ってくれるように
     ボクもキミの心を守れるようになりたい
     傷つくことも失うことも恐れずに 全てと向かい合うんだ
     そばに居て欲しい キミに いつまでもずっと。 でも
     縛ることはできないんだね
     自由に飛び回るキミであってこその ボクの喜び
     いつかキミが ボクの前から居なくなってしまう日が来ても
     キミがボクのことを 忘れてしまう時が来るのだとしても
     ボクは憶えているよ 大切にずっと抱きしめてる
     ボクを守る力として キミの全てを

     そっとおやすみ ゆっくりおやすみ
     ああ…ほほ笑んでいるね
     キミは今、いい夢の中にいるんだね

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