「 読みすいテキストサイトのデザインとは? 」 (3月22日)

    さて、この「黒猫館」にはテキスト書きに励まれる方々もご来館されていらっしゃる様子
   である。書きあげたテキストをネット上にて公開されている方、また公開したいと考えて
   いらっしゃる方も中にはおられることだろう。
    そこで今回は、ブラウザ上でのテキスト表示にあたって管理人が(少しばかり)勉強した
   「見やすいテキストサイトのデザイン」について、メモ書き程度ながら綴ってみようと思う。

    当サイト「黒猫館」を立ち上げる前に、管理人はまず「ウェブのユーザビリティ」に関する
   情報を集めた。
    実は管理人、以前の務めは雑誌の編集記者であった。だけにこのビジュアル時代、イメージ
   (写真、イラスト)に頼らずテキストのみで人の関心を引っ張る大変さは身に染みている。
    なにしろ、字ばかりで埋まる画面はどうにもとっつき難い。巷の新聞・雑誌だって、活字
   のデザインや大きさ・色を変え段組を工夫し、イメージを効果的に取り入れては紙面をより
   わかりやすく、美しく演出することに余念がない。
    ただ、多少ともなじみのある紙媒体とは違って、自分がこれから挑戦するのはパソコンの
   ブラウザにて表示される画面である。そこには、独自の「見やすい(読みやすい)」デザイン
   があるに違いない。
    ―そう考えて、いろいろと関連サイトさんをめぐって勉強してみた。結果、文字組みに
   ついては、

    1.一行の文字数は40字前後が適当。
    2.一段落はせいぜい三〜四行。
    3.文字は大きめに。
    4.できるだけスタイルシートを使用すること。
    5.目に優しい背景色と文字色の組み合わせを選ぶ。

    以上5点を最低限考慮すべきという結論を得た。